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30年のツケが押し寄せてます

最近、お客様から「自転車の値段が上がったねぇ」とか「いつになったら値段が下がるの?」と質問されることが多くなりました。

この答えを最初に言えば『この先 自転車の価格が下がる事は考えにくいです』と言わざろうえません。

何故かと言うと大きく二つの要因になると思います。

① 自転車の様な工業製品は1次産業(野菜や果物など)とは違い、たくさん作れたから価格が下がる。にはなりません。

工業製品には多くのコストが関係します。原材料費(アルミやゴムなどが顕著)・人件費(海外生産地)・燃料コスト(原油生産地の情勢)・物流コスト(船やコンテナやトラック)など。この中でとりわけ大きな問題は「人が少ない」「原材料の高騰」によるからです。

これは輸入品がなければ何も生産できない国だからです。この時代、shimanoの製品は日本のメーカーだから、全て国内調達・国内生産だと思っている人はさすがに居ないと思います。

② 世界の経済成長から取り残された日本

ここ数年、どこの観光地に行っても日本語より多種多様な言語の方が多く聞こえますよね。そうです、爆増するインバウンド客。

これは、日本が安い国になっているからですね。

日本はよく「失われた30年」と聞きますが、これは30年間経済成長を抑えつけて成長ゼロの事を指します。

30年前には、海外ブランドの商品が毎年数%の値上げを毎年始めました。

20年前には、質より価格でしか物を買えなくなる時代が始まりました(1万円を切るママチャリなど)。

10年前には、海外に遊びに行ったお客さんが、ラーメン1杯が2000円だったとか3000円だったとか聞いてました。

海外製品を扱う当店は、ずっと購入を検討されているお客様には、早く購入されたほうが良いですよ。と言い続けてきました。

幸運にも早めにご購入されたお客様は健康のため・趣味のため楽しまれてます。

出遅れた人が今注目しているのが「自転車の中古品」。この「自転車の中古品」には大きな落とし穴が有るため、当店では中古品は扱いません。

何故かと言う理由は次回書こうと思います。

 

今年も多くの要因に引っ張られ、価格の上昇はあると思いますが、当店では価格改正の前に仕入れが出来ている商品は、値上げ前の価格でご提供しています。

今ではお買い得になっている商品を店内で探してみてください。