今年で43回大会を迎える皆生トライアスロン大会のオフィシャルメカニックとして今年も働いてきました。
7/19(土)は大会前日の開会式会場にてバイクメンテナンス。多くは遠方からの遠征される方のバイクパッキングから、組み立て時に上手く組み立てれない選手のバイクのメンテナンス。
今回も日本ナショナルチームトラック競技のオリンピックなどに帯同していた森さんが、ブリヂストンサイクリングからHPCJCのメカニックを務める早川さん、またHOZAN工具の八木さんも駆けつけてくださり例年通り。と言いたいところが、地元米子のクワハラさんが急逝され、大事な柱が足りないままでのメカニックチームとなりました。
今年からBタイプ(セミロング)が新設され、フルコースにチャレンジする自信がない人でも皆生大会のコースや雰囲気を楽しめるようになり、参加者は定員MAXとなる人気大会。トランジションのバイクラックにはびっしりと選手のバイクが掛けられていました。
この選手たちのバイクパートでのトラブルをメカニックチームは、実際にバイクコースを走りながら対応していきます。
パンク修理やメカトラブル、チェーン切れの交換作業、中には走行中破損したホイールチェンジなど業務は様々。
今年は雨天ではなかったので、転倒事故は少なく、リアエンドの破損は少なかったものの、晴れると熱中症で倒れる選手も見受けられるので、人道的な対応で自転車だけでなく選手の動向も気にしながらバイクコースでの業務に当たります。
Bタイプの新設、重要なメカニックメンバーが居ない、今年は例年とは違う大会の流れに不安しかない状況でしたが、森さん始め毎年メカニックチームに参加のメンバーが、急逝されたクワハラさんの追悼の気持ちを共有し、より一致団結して業務をこなしました。
小原工さん・八尾監督、トップアスリートとして日本のトライアスロン界を牽引してこられた人達も 皆生大会ではメカニックチームの一員としてボランティアをされています。
地域の人達、選手、スタッフ、観光客、みんなが協力し合って大会を作り支えている皆生大会は、本当に素晴らしい大会だと感じます。
全国から毎年1000人を超える愛好者、家族、予備軍が集結する皆生大会を先人たちが守ってきて、それを後世に永く残せれる事を願っています。